NIPPON EXPRESSホールディングスは3月25日、グループのNX中東が2月3日を発効日として、ドバイのジュベル・アリ地区に位置する経済特区「ジュベル・アリ・フリーゾーン」で、一時保管を含むフォワーディング業務に関し、医薬品の適正流通基準であるGDP(GOOD DISTRIBUTION PRACTICE)認証を日系物流企業で初めて取得したと発表した。
アラブ首長国連邦は、ヘルスケア産業の誘致に注力しており、今後多くの医薬品メーカーや研究開発機関の進出が見込まれている。また、最大都市のドバイは新型コロナワクチン輸送の中東・アフリカ地区におけるハブ拠点として機能し、WFP(国連世界食糧計画)など国連機関の医薬品援助物資の世界最大規模のハブ倉庫も立地している。
NX中東は、医薬品の一時保管、フォワーディング業務(航空・海運)でGDP認証を取得し、NXグループの国際温度管理輸送サービスとGDP認証倉庫による一時保管・フォワーディング機能を組み合わせ、安全で高品質な医薬品物流プラットフォームを提供していく。
■施設概要
名称:NX中東 ジュベル・アリ・フリーゾーン ロジスティクスセンター(Nippon Express (Middle East) L.L.C. Jebel Ali Free Zone Logistics Center)
所在地:Jebel Ali Free Zone Plot No. S10701, Dubai, U.A.E.
NXHD/7月の国際航空貨物取扱実績、グローバル合計42.9%増