日本海事協会（ClassNK）と郵船ロジスティクスは3月25日、ASEAN及びインド、その周辺諸国での物流サービス開発、物流制度・インフラ整備を目的としたパートナーシップに関するMOU（了解覚書）を締結したと発表した。
＜郵船ロジスティクスの永溝 香織 執行役員（左）、日本海事協会の平田 純一 調査開発センター長（右）＞
MOUに基づき、ClassNKと郵船ロジスティクスは、対象地域でコールドチェーン物流のサービス開発と品質規格の普及を図るとともに、食品、自動車、医薬品、半導体などさまざまな産業でSDGsの考え方に沿った新たな物流事業の在り方の調査、研究、実証実験などを行う。また、必要に応じて対象地域での物流の諸課題を探り、政府と関連機関へ解決策を提案する。
パートナーシップを通じて、ClassNKは対象地域でのコールドチェーン物流事業者向けの第三者認証と政府機関を対象とした公共政策コンサルティング分野での活動を活発化させ、郵船ロジスティクスはサプライチェーン・ロジスティクスサービスの推進を図っていく。
