東部ネットワークは3月25日、仙台・秋田を中心にセメント輸送を手がける東北三光を子会社化すると発表した。
3月30日に株主と契約し、東北三光の発行済み株式総数の100%を取得する。株式の譲渡実行日は4月15日。
東部ネットワークは仙台から広島まで3PL事業を成長戦略の主軸に全国物流ネットワークを構築し、飲料とセメント等の輸送、倉庫保管機能を強化することで提案型物流を推進している。また、継続的な事業成長に向けた資本業務提携やM&Aを必要に応じ実行する方針を示している。
東北三光は、仙台・秋田を中心に創業以来50年に渡って常にセメントメーカーとともに東北インフラ事業に携わっており、同地区でユーザー、メーカー、輸送業者全般との強固なパイプを構築している。東部ネットワークはこの基盤を受け継ぎ、これまで培ってきた安心、安全、安定物流サービスのノウハウを最大限に生かすことで、東北地区の営業拡大を図り両社の業容拡大が期待されることから、東北三光を子会社化することとした。
■東北三光
本社所在地:宮城県塩竃市貞山通り3-7-27
主な事業:セメント輸送、セメント販売、出荷管理業務、施設保全業務等
資本金:3000万円
設立:1994年11月29日
株主:個人株主