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ドコマップ/日野・MFTBCとデータ連携の車両動態管理を一般提供

2022年04月01日/IT・機器

ドコマップジャパンは4月1日、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)とデータ連携した車両動態管理サービス「docomap Vehicle(ドコマップビークル)」を、4月から一般向けに提供を開始すると発表した。利用料はベーシックプランで1台あたり、税別で月額1180円から。

<「docomap Vehicle(ドコマップビークル)」の連携イメージ>
0401docomap - ドコマップ/日野・MFTBCとデータ連携の車両動態管理を一般提供
ドコマップビークルは、日野自動車のコネクティッドトラック、MFTBCのテレマティクスサービス「Truckonnect(トラックコネクト)」「BusConnect(バスコネクト)」と、ドコマップジャパンの動態管理システム「DoCoMAP」がデータ連携した新サービス。「グーグルマップ」をベースの使いやすいユーザーインターフェースを採用した。

サービスでは、車両位置情報管理を始めとするリアルタイムでの車両動態管理機能が利用できる。管理機能によって車両稼働率の改善が図れ、空車回送率の低減も見込めることから、原油高でのコスト削減やSDGsの取り組みにもつながるという。

そのほか、「車両の速度表示」「13カ月分の走行履歴」「docomap PLUS」対応などの機能を備える。

対象車種は、日野自動車が、大型トラック「日野プロフィア」(2017年5月モデル以降)、中型トラック「日野レンジャー」(2017年5月モデル以降)、小型トラック「日野デュトロ」(2019年5月モデル以降)。

MFTBCは、大型トラック「スーパーグレート」(2017年モデル以降)、中型トラック「ファイター」(2019年モデル以降)、小型トラック「キャンター」(2020年モデル以降)、電気小型トラック「eCanter」、大型観光バス「エアロクィーン」「エアロエース」(2019年モデル以降)、小型マイクロバス「ローザ」(2021年モデル以降)となる。

ドコマップジャパンでは、ドコマップビークルについて、データ連携により、新たな機器の追加が不要で、高機能な動態管理ソリューションを導入できるとしており、新サービスで、エンドユーザーの負担を軽減しながら、IoT機器の普及が進んでいない運送業界に貢献するとしている。

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