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ANA、日本産直、CAVIN/連携して、花の「産直空輸」を開始

2022年04月22日/3PL・物流企業

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ANAホールディングス、日本産直空輸、CAVINは4月22日、3社が連携して、花の「産直空輸」を開始すると発表した。

<花の「産直空輸」販売までの具体的な流れイメージ>
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3社は、全国の美味しい野菜・果物、海産物を、とれたての「鮮度」にこだわり、産地での収穫、地上配送、航空のスピード輸送、店舗での販売、産地・産品PRなどをトータル・コーディネイトした「産直空輸」により、鮮度の価値を消費者に届け、全国の産地を応援するしくみを構築してきた。3社は今後も連携し、地域で栽培された生花を羽田空港経由で首都圏に運び、販売する、花の「産直空輸」を開始するもの。

既存の花の流通を変革して生産者から直接花屋に花を届ける仕組みを、福岡県を中心とした北部九州エリアで展開してきたスタートアップ企業である、CAVINとの連携により、地域の生花を首都圏に運ぶ「産直空輸」が実現し、今回は、4月22日~24日に羽田空港近くの羽田イノベーションシティで開催される「羽田スマートシティEXPO2022春」内、「日本一周マルシェ」で九州産の生花(九州産ガーベラ、ひまわり等)を他の農産品と共に試験販売する。

今回の連携により、従来「産直空輸」で扱っていた野菜・果物、海産物に加え、新たに生花を生産者から直接首都圏の小売店に最速で届けることができ、これまで市場に出ることがなかった花の流通に加え、流通過程で発生していた廃棄ロスの削減、消費者が生花を楽しめる日数も増やすことが可能となる。

ANAと日本産直空輸は、CAVINの想いである「花の短い命の中で、その鮮やかさを伝える仕組みを。」に共感し、今回の試験販売を皮切りに、今後、全国各地の花の「産直空輸」を実践していく。消費者への鮮度の高い商品提供や、全国の一次産業の応援、また、SDGsへの貢献も含め、ANAグループは今後も地域創生にも貢献していくとしている。

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