ハマキョウレックスが5月11日に発表した2022年3月期決算によると、売上高1250億9400万円（前年同期比5.2％増）、営業利益111億1400万円（5.2％増）、経常利益119億5700万円（9.6％増）、親会社に帰属する当期純利益71億1700万円（10.7％増）となった。
物流センター事業の売上高は769億6300万円（7.6％増）、営業利益は93億1000万円（13.0％増）だった。物流センター運営の充実と新規に受託したセンターが順次業績に寄与したこと、また、2021年2月に栄進急送とマルコ物流の2社を子会社化したことが増収増益の主な要因。物流の新規受託は14社で、物流センターの総数は130センターとなった。
貨物自動車運送事業の売上高は481億3100万円（1.6％増）、営業利益は17億9800万円（22.3％減）だった。売上高は特別積み合わせ事業の物量がコロナ禍の影響から回復傾向にあったことや、2021年10月に大一運送を子会社化したことで増加したが、営業利益は燃料単価の上昇による影響で減少した。
次期は、売上高1320億円（5.5％増）、営業利益119億円（7.1％増）、経常利益124億円（3.7％増）、親会社に帰属する当期純利益73億円（2.6％増）を見込んでいる。
