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三菱電機/インド法人に31億円投資、FA制御システム製品新工場

2022年06月07日/国際

三菱電機は6月7日、需要増加が見込まれるインドのFA制御システム製品の事業拡大に向け、インドの製造・販売拠点である三菱電機インド(MEI)に31億円を投資し、FA制御システム製品の新工場を建設すると発表した。

<インドの新工場の完成予想図>
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同社は、インドのマハラシュトラ州プネ近郊に新工場を建設し、消費地での生産を拡大することで安定供給を実現し、インド政府のMake in India政策に貢献。また、CO2排出量削減の取り組みを強化することで、カーボンニュートラルの実現を目指すとしている。

インドでは同社のFA制御システム事業は、1990年代半ばに事業を開始。2012年にインドのFA制御システム製品メーカーを買収し、開発拠点の開設やサービス拠点を拡充。2013年にインドでの生産を開始するなど、継続的な事業体制強化を進めてきた。

インドのFA市場は、自動車、食品・飲料、医薬品、データセンター、繊維などの業種を中心に、年率8%の成長を続けており、今後もさらに市場拡大が見込まれる。

■新工場概要
所在地:インド共和国 マハラシュトラ州プネ
敷地面積:4万m2
延床面積:1万5400m2、2階建て
生産品目:インバーターを中心とするFA制御システム製品
稼働開始:2023年12月予定
投資金額:22億インドルピー(31億円、土地・建物・生産設備を含む)
脱炭素化への取り組み:高効率の空調設備およびLED照明機器などの導入
SDGsへの取り組み:工場排水の再利用(地下浸透処理および緑化)

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