ファイズホールディングスのグループ会社であるファイズトランスポートサービスは6月16日、家電専門店のビックカメラより受託している宅配業務について、2022年6月より対象エリアを拡大すると発表した。
2021年7月より、関東1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)の一部エリア及び大阪府の一部エリアを対象に、同社のECサイト「ビックカメラ・ドットコム」で販売された商品を購入者に届けるため、1日あたり軽貨物自動車約70台を活用したラストワンマイル配送を展開していたが、対象エリアの拡大(東京多摩エリア、横浜市、川崎市、さいたま市)により、稼働台数を約120台に増台し、また同時に横浜デリバリーステーション(神奈川県横浜市)を開設する。
新型コロナウィルス感染症拡大以降、「巣篭もり消費」など消費行動の変化が顕著となり、国内外のEC市場はこれまでにも増して急成長を遂げるとともに、宅配貨物の配達需要も拡大傾向が続いている。
同社グループでは、物流センター運営やラストワンマイル配送などEC向け物流サービスの機能をより一層強化していくことで、今後もEC事業者のビジネスをサポートしていきたいとしている。