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飯野海運/汐留芝離宮ビルにCN都市ガス導入、CO2削減目指す

2022年07月04日/CSR

飯野海運は7月4日、同社が所有する汐留芝離宮ビルディングにおいて温室効果ガス排出量の削減を目的として東京ガスの「カーボンニュートラル都市ガス」(CN都市ガス)を導入するとともに、「カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス」に加盟したと発表した。

<汐留芝離宮ビルディング>
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CN都市ガスは、天然ガスの供給元が保有するCO2クレジットにより、LNGバリューチェーン(天然ガスの採掘から燃焼まで)で発生する温室効果ガスが相殺(カーボンオフセット)されているもの。同社が同ビルで使用する都市ガスの全量についてCN都市ガスを使用する。

<カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス>
202207040Iinokaiun2 - 飯野海運/汐留芝離宮ビルにCN都市ガス導入、CO2削減目指す

「カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス」は、持続可能な社会の実現に向け、CN都市ガスを調達・供給する東京ガスと購入する企業・ 法人が一丸となり、CN都市ガスの普及拡大とその利用価値向上の実現を目的として設立された団体。

同社では、2030年までにCO2などの温室効果ガス排出量を不動産業で50%削減(2013年比)、海運業では40%削減(2008年比)する目標を設定。

今後も環境負荷低減に寄与する資産・エネルギーへの投資を進め、気候変動をはじめとするサステナビリティ課題への取組みを進めていくとしている。

■汐留芝離宮ビルディング概要
所在:東京都港区海岸1ー2ー3
延床面積:3万5015.25m2
階数:地上21階、地下3階、塔屋2階建
竣工年月:2006年7月
同ビルは中央日本土地建物との共有となる

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