ESRは7月26日、埼玉県久喜市の物流施設「ESR 久喜ディストリビューションセンター」(久喜 DC)内の託児所スペースにおいて、「ESR 学童スクール」を夏休み限定で7月25日に開校したと発表した。
<ESR 久喜ディストリビューションセンター外観>
<ESR 久喜ディストリビューションセンター鳥瞰>
久喜 DCは埼玉県久喜市に2018年9月に竣工した延床15.2万m2のマルチテナント型物流施設で、首都圏や東北地方への物流需要に応え、国内物流の主要拠点の一つとしての役割を担っている。
ESRは物流施設の既存のマイナスイメージを払拭し、テナント企業の
運営に必要条件である「人材確保・定着」という課題に対する施策として、「HUMAN CENTRIC DESIGN.(人を中心に考えたデザイン)」を基本理念に物流施設を開発しており、同社施設で働く人々を第一に考えた様々な革新的なアメニティとサービスを提供している。
<バーンクラブ久喜の外観>
<バーンクラブでの英語レッスン>
<バーンクラブでのゲーム>
<人工芝の外壁での運動>
特に子育て世代の社会参画の支援策として、延床面積10万m2の物流施設に託児所スペース(BARNKLÜBB バーンクラブ)を設置し、同社施設で働く人々の児童のために「バイリンガル教育他、質の高い教育・保育環境を提供したい」と考えている。
現在、バーンクラブは合計7施設に設置、2施設に建設中。設置済みの内、尼崎 DC(兵庫県尼崎市)と市川 DC(千葉県市川市)では質の高いバイリンガル保育を提供する託児所「BARNKLÜBB ICHIKAWA 保育園」「BARNKLÜBB AMAGASAKI保育園」(バーンクラブ市川/バーンクラブ尼崎)が稼働しており、保護者からは手厚く愛情あふれる保育体制と特に無料である点が大変好評を得ているという。
「ESR 学童スクール」(ESR 学童)は久喜DC内のバーンクラブを活用し、久喜DCのテナント企業に勤めている人々児童を対象に2018年の夏休み限定で初開校した。保護者から好評で、テナント企業へのヒアリング調査でもニーズが高く、今年2回目の「ESR学童」を開校する運びとなったもの。
今年は久喜DCのテナント企業に勤務している人々の4歳児から小学 6年生の児童を対象に、7月25日から8月19日の期間限定、参加費無料で開校する。
「ESR 学童」の運営は保育事業運営サービス会社のジョイサポに委託している。ジョイサポは仕事と育児を両立する保護者を支援する様々な取り組みに定評があり、前述のバーンクラブ市川とバーンクラブ尼崎の運営も委託している。
「ESR 学童」の人員体制は、ジョイサポの学童スタッフが 2-3 名常駐し、各⽇午前・午後のコンテンツ毎に専門の講師が担当する。英語コンテンツは毎日設けており、外国人講師1名が常駐し、基本的なコミュニケーションは英語で行う。
今回は203名(4歳児:11名、5 歳児:14名、小1:41名、小2:40名、小3:63名、小5:34名)の申込があった。児童は期間中、好きな日数通うことが可能だ。
また、「ESR 学童」では、ジョイサポ独自の英語カリキュラムと英語教育に定評があり学童事業も行っているECCとも提携したカリキュラムを併用し、外国人講師による英語レッスン、工作やアートなど、児童が楽しく英語力や想像力を育めるような様々な英語コンテンツを日替わりで提供する。
その他、現役の俳優で演出・脚本家でもある小林英樹氏による演劇教室「Kids Theater Class」を通じて、創造力・表現力・自己肯定感・受容力・他者理解などを育み、トランポリンやマットなどの体操教室では楽しみながら運動能力の向上を目指す。さらに、日替わりのリクリエーションを行う朝の会と夏休みの宿題の時間は毎日設け、学習習慣も身につくプログラムにしている。
ESRは今後も同社施設で働く人々の児童に、バイリンガル教育他、質の高い教育・保育環境を提供し、働く女性や共働き家庭のニーズに応える試みを進めていくとしている。「ESR 学童」は来年春に市川 DC にて開校する他、他の物流施設への展開も検討していく予定としている。
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