福岡運輸は7月26日、同社の「バース予約・受付システム」が、国土交通省ホームページの「物流・配送会社のための物流DX導入事例集」に掲載されたと発表した。
<「物流・配送会社のための物流DX導入事例集」>
この「バース予約・受付システム」は、2020年1月に九州運輸局交通政策関係で、環境保全部門で表彰されたもの。
福岡運輸では、「バース予約・受付システム」を自社開発し2019年1月から導入。携帯電話と連動させ、接車の順番が近づいた乗務員に連絡する仕組みにより、乗務員の待機時間の低減と物流効率の向上に繋げている。
これにより、倉庫周辺での待機トラックや倉庫内貨物を可視化できるようになり、荷捌き、保管エリアでの貨物の整理や、バースの秩序だった運用が可能となった。
そして、同社は、乗務員の携帯端末からの進捗情報とバース予約・受付システムの情報を「物流情報プラットフォーム」に統合し、滞留・遅延対応のさらなる迅速化を目指す、としている。
■「物流・配送会社のための物流DX導入事例集」
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/content/001490829.pdf