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CREDO/埼玉県加須市に5万m2のマルチ型物流施設開発着手

2022年08月17日/物流施設

クレド・アセットマネジメントは8月17日、 埼玉県加須市で、マルチテナント型物流施設として「CREDO加須」の開発に着手したと発表した。

<「CREDO加須」完成イメージ>
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<位置図>
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「CREDO加須」はクレド・アセットマネジメントによる初のマルチ型物流施設開発であり、2022年内に着工、2024年2月の竣工を予定している。

「CREDO加須」は、東北道「加須IC」より約8.5km、圏央道「白岡菖蒲IC」より約9.5kmと高速道路へのアクセスに優れるほか、国道122号にも至近で、埼玉県を含む首都圏および東北エリアへの配送拠点として活用することが可能。

今回「CREDO加須」では、特に次世代物流へのサポートと働きやすい環境づくりを強く意識した開発を行なっている。運送・物流業界では、2024年4月よりドライバーの労働時間に上限が設定される、いわゆる「2024年問題」があり、ドライバーの働き方改革や人手不足などへの対応を迫られている。クレド・アセットマネジメントでは、これらの課題解決に向けて貢献できる施設づくりを目指している。

具体的には、スワップボディ・コンテナ車両や45ftコンテナ積載車両に対応した車路・バース、および置き配対応区画の設置など、次世代トラック輸送が可能な設計を行い、輸配送業務の効率化を図っている。その他、物流オペレーションの自動化、省人化に向けたマテハンや、働きやすさや作業性向上のための空調の導入を想定した電気容量を確保している。

また、ドライバーに加え、在館者、来訪者など幅広い利用者が快適に過ごせるよう、ラウンジのほか、ウェブ会議もできる個室ワークスペースやストレッチ・リラックスエリア、シャワーブース等のアメニティを整備している。環境面では、太陽光発電システム導入による再生可能エネルギーの発電とその自家消費を行うとともに、省エネに取り組み、ZEB Ready認証の取得を予定している。BCP面では72時間対応非常用発電機を備え、災害発生時等でのテナントの事業継続をサポートする。

「CREDO加須」は、「CREDO桶川伊奈」に続き、クレド・アセットマネジメントが手がける2件目の開発物件となる。専用施設からマルチ施設まで、また規模を問わず、品質、機能性にこだわった物流施設を開発、運営し、新規開発から既存施設の取得・リノベーションまで、物流施設のソリューションを幅広く提供していく。なお、関東、関西を中心に現在複数の用地を取得済みもしくは取得に向けた具体的な交渉を進めており、今後も積極的に全国において事業展開を図っていくとしている。

■開発概要
施設名:「CREDO加須」
所在地:埼玉県加須市戸崎
交通:東北道「加須IC」より約8.5km、 圏央道「白岡菖蒲IC」から約9.5km、 東武伊勢先線「加須駅」から約3.6km
敷地面積:約2万3400m2 (約7100坪)
延床面積:約5万500m2 (約1万5300坪)
構造:鉄骨造・地上4階建
着工:2022年12月(予定)
竣工:2024年2月末(予定)
環境認証:CASBEE認証Aランク(予定)、 BELS認証5☆(予定)、 ZEB Ready認証(予定)

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