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日本郵船/アストモスエネルギー向け大型LPG運搬船を命名

2022年09月06日/IT・機器

日本郵船は9月6日、世界有数のLPガス(LPG)事業会社である、アストモスエネルギー向けの大型LPG運搬船(VLGC)の命名式が、川崎重工業坂出工場で行われた。

<中央 アストモスエネルギーの荒木 徹 常務取締役、右から3番目 日本郵船の西島 裕司 執行役員>
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<「LUPINUS PLANET(ルピナス プラネット)」>
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アストモスエネルギーの荒木 徹 常務取締役が同船を「LUPINUS PLANET(ルピナス プラネット)」と命名し、同令室による支綱切断が行われた。日本郵船からは西島 裕司執行役員らが出席した。

この船は、同社初となる、LPGも燃料として使用できる二元燃料エンジンを搭載したVLGCであり、LPGを燃料として使用する場合、同社従来船の燃料油焚きに比べ、排気ガス中の硫黄酸化物(SOx) が85%以上、二酸化炭素(CO2)が15%以上削減されることになる。

同社は長きにわたり培ってきたアストモスエネルギーとの密接な関係をさらに強化し、また、環境に配慮した船隊整備を進めることで、サプライチェーンの低・脱炭素に貢献し、持続可能な社会の実現を目指すとしている。

■概要
全長:229.90m
型幅:37.20m
深さ(型):21.90m
夏期満載喫水(型):11.60m
積載容量:約8万6500m3(うち、デッキタンク容量 2500m3)

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