JR岡山支社、総社商工会議所およびジェイアールサービスネット岡山は9月16日、総社市から伯備線普通列車にてパンを輸送し、岡山駅構内店舗にて販売を行う貨客混載輸送の実証実験を実施していると発表した。
総社市は2022年2月よりパンの製造出荷額が岡山県下第1位。岡山市は1世帯あたりのパンの消費量全国1位(総務省統計 2018年〜2020年平均)だ。
このほど、『パンわーるど総社』に参加しているパン事業者3店舗の賛同で、販売を含めた実証実験を実施することになったもの。
目的は「集荷から販売までのオペレーションの確認」、「駅ナカでのパン販売に関するマーケティング調査」、「駅構内および列車内における荷物配送の安全性の確認」。
区間は、パン事業者3店舗 ⇒ (ヤマト運輸対応)⇒ 総社駅、総社駅 ⇒ (普通列車) ⇒ 岡山駅、岡山駅 ⇒ (ジェイアールサービスネット岡山対応) ⇒ せとうちCUBE、となる。対象列車は、総社駅(午前11時24分発)⇒岡山駅(午前11時56分着)。実施日は9月21日。
この検証結果を踏まえたうえで、今後定期的な販売を行う予定だ。