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JPR/ユーロパレット認証組織から日本企業初の販売認証取得

2022年10月05日/IT・機器

日本パレットレンタル(JPR)は10月5日、European Pallet Association(EPAL)からユーロパレットの販売認証を取得したと発表した。EPALによる認証は日本企業で初めての事例。

<EPALのロゴが刻印された正規のユーロパレット>
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ユーロパレットは、1200×800mm等のサイズで規格化されたヨーロッパで流通しているパレット。日本の標準規格サイズ(1100×1100mm)とは異なる仕様で、日本国内では一般的ではないが、ヨーロッパ向けの輸出を行う国内企業では現地の顧客からユーロパレットでの出荷を求められる場合があり、一定のニーズがある。

これまでは国内にEPAL認証企業が存在しなかった事に加え、ユーロパレットの取引単位が、海上コンテナ1個分と非常に大きなことから、ユーロパレットの調達は輸出企業にとって大きな悩みとなっていた。

今後、JPRはEPAL認証の販売者として国内企業へ品質の良いユーロパレットを安定して提供していくほか、小ロットでの販売も展開していく予定。

EPALは、一定の品質を担保することができる企業に対して、ユーロパレットの製造、補修、販売についての認証を行っている組織で、ユーロパレットの品質を保持する役割を担っている。また、EPALではユーロパレットを取扱う企業に対し、審査、認証を行い、定期的な検査も実施している。正規のユーロパレットにはEPALの刻印が押されており、EPALが規定する品質を満たしていることを示している。

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