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Yper/大分で置き配バッグ「OKIPPA」を活用した再配達削減実証

2022年10月20日/IT・機器

Yperは10月19日、同社が提供する簡易宅配ボックス「OKIPPA(オキッパ)」が、昨年の大分県での実証事業に引き続き、今年度の再配達削減実証実験に採用されたと発表した。

また同日より、大分県民500名の無料モニター募集を開始。大分県は、再配達および二酸化炭素の削減効果を調査し、運送により発生する二酸化炭素削減の意識啓発を図るため同実証実験を行う。

<置き配バッグ「OKIPPA」活用し大分県で実証>
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<OKIPPA>
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置き配バッグ「OKIPPA」は、煩雑な再配達受け取りを不要にする吊り下げ式簡易宅配ボックス。2018年9月の発売以来、全国で18万個以上を販売している(2022年9月時点)。不在中だけでなく在宅時でも非対面で荷物が受け取れ、設置工事も不要。盗難や個人情報漏洩対策として2種の鍵(ドアノブ専用ロックと、シリンダー式南京錠の内鍵)構造を採用し、万が一の盗難にも「OKIPPA plus」で無償、有償の2つの盗難サポートを提供している。

<置き配バッグOKIPPAでできるカーボンニュートラル>
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インターネット購買の増加により、宅配便が急増し再配達が増え、CO2排出の増加や宅配業者の労働時間が増大している。 昨年、大分県で実施した300世帯での「OKIPPA」を用いた実証実験では、87.7%のモニターが「再配達の削減につながった」と回答、結果的に実証実験期間中に約359.4kgの二酸化炭素の排出を抑制した実績がある。今年度も地域内の更なる再配達削減と脱炭素社会の習慣化に向け、住民モニターを募集する。

■実証実験概要
モニター応募期間:10月19日~11月13日
対象者:宅配便の再配達率や二酸化炭素排出量の削減等に関するアンケート調査の回答に協力が可能な住民
定員:500名
モニターの応募条件:
・大分県内に住んでいる
・オートロック環境の住居に住んでいない
・玄関先に「OKIPPA」を設置できる環境がある
・11/25~12/25 の間に宅配記録を取り、その後アンケート回答に協力できる
応募リンク:https://oita-onecatch.jp/

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