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トランコム/4~9月の売上高5.2%増、営業利益7.5%減

2022年10月24日/決算

トランコムが10月24日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高838億8900万円(前年同期比5.2%増)、営業利益36億6000万円(7.5%減)、経常利益38億500万円(5.1%減)、親会社に帰属する当期利益33億2000万円(27.7%増)となった。

ロジスティクスマネジメント事業の売上高は、新たな物流領域の獲得など新規拠点における増収要因があったが、既存拠点の一部業務縮小・撤退の影響等により減収となった。営業利益は、業界プラットフォーム構築に向けた先行投資費用の計上等により、減益となった。

物流情報サービス事業は、貨物情報数は前年同期比13.7%増加、空車情報数は同8.5%減少、成約件数は同4.7%増加となり、国内輸送需要の持ち直しがあったが、燃料価格の高騰等の影響により増収減益となった。

インダストリアルサポート事業については、既存拠点の撤退等により減収減益となった。

その他に区分される海外拠点においては、2022年1月~6月の業績が連結。海外においては、中国事業における物流センター運営と輸送業務の新規獲得と、ASEAN地区での成長強化として2022年1月にシンガポールにて物流事業を行うStarlink Resources Pte.Ltd.及びH&S Co Pte. Ltd.の連結化により増収増益となった。

通期は、売上高1715億円(5.2%増)、営業利益78億円(2.4%減)、経常利益80億円(2.3%減)、親会社に帰属する当期利益60億円(13.4%増)を見込んでいる。

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