LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





佐川急便/兵庫県尼崎市に関西エリアの大型中継センター開設

2022年10月27日/物流施設

佐川急便は10月27日、兵庫県尼崎市に大型中継センターを2026年7月に新設すると発表した。

<GLP ALFALINK尼崎 南棟(右側)の1・2階に大型中継センターを開設する>
20221027glp 520x343 - 佐川急便/兵庫県尼崎市に関西エリアの大型中継センター開設

新センターは、日本GLPが開発する大型物流施設「GLP ALFALINK尼崎」のうち、南棟の1・2階に開設する。新センターには関西エリアにある4か所の中継センターを集約する計画で、取扱キャパシティの拡大と拠点集約による効率化、輸送品質の安定を図り、2024年問題や将来的な宅配便需要増加といった物流課題に対応する。

佐川急便は、約400か所の営業所を全国に配置し、約20か所の中継センターを活用して輸送ネットワークインフラを構築している。中継センターは輸送ネットワーク網の要であり、荷物の集約効果により輸送トラック台数の削減や自動化設備の導入による最適な人員配置を実現し、CO2排出削減、働きやすい職場環境を整えている。

2021年には、本格稼働を開始した大型物流施設「Xフロンティア」内に佐川急便の中継センターを新設し、関東圏の中継センターを集約することで、大型トラック運行台数の大幅な削減を図り、輸送ネットワーク網を効率化した。今回、関西圏に新設する大型中継センターでも同様の効果を想定している。

■「関西エリア中継センター」概要
所在地:兵庫県尼崎市道意町7(GLP ALFALINK尼崎 南棟)
延床面積:4万3316m2
バース数:290バース(荷降60、積込230)
稼働予定:2026年7月

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース