フェデックス エクスプレスは11月8日、韓国の仁川空港にゲートウェイ施設を新設したと発表した。
新施設では、韓国を出入りする越境ECなどの貨物から大型の貨物まで、あらゆる貨物を取り扱う。
敷地面積は2万3395m2で、仁川空港にあるフェデックスの既存上屋の2倍の広さ。
施設にはコールドチェーン設備を整備。78機のベルトコンベアを導入し、全体で1時間あたり1万2000個の貨物を仕分けできる機能を持つ。貨物保管エリアの面積は1万5207m2で、4万個の貨物を保管することができる。
また、フェデックスはグローバルの環境配慮目標として2040年までのカーボンニュートラルなオペレ―ションの実現を掲げており、新施設でも環境に配慮した施策により、韓国の環境認証「G-SEED」を取得している。
具体的には、屋根に2400枚のソーラーパネルを搭載し、施設で必要な電力のうち月平均19%を発電。照明は100%LEDとし、従来の照明器具使用時と比べて年間2万2000kWを節電できる。
<仁川ゲートウェイ紹介動画>