伊勢湾海運が11月11日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高345億8200万円(前年同期比46.1%増)、営業利益28億2700万円(162.5%増)、経常利益35億3800万円(165.0%増)、親会社に帰属する四半期純利益23億800万円(182.9%増)となった。
同社では、自動車のEVへの移行を見据えた設備投資需要に牽引され、金属加工機や自動車関連貨物を主軸に取扱貨物量が増加傾向で推移した。加えて、運賃が高い水準で推移している海上運送の取扱貨物量が増えたことも影響し、売上高、利益ともに前年を大きく上回った。
通期は、売上高680億円(30.6%増)、営業利益48億円(57.9%増)、経常利益58億円(60.5%増)、親会社に帰属する当期純利益36億円(61.3%増)を見込んでいる。
伊勢湾海運 決算/4~6月の売上高17.9%減、営業利益62.5%減