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商船三井/クリーンアンモニアのサプライチェーン構築で議論

2022年11月18日/3PL・物流企業

商船三井は11月18日、Ammonia Energy Associationが主催する第19回 Ammonia Energy Conference 2022に参加し、同社執行役員の一田 朋聡(いちだ ともあき)が、同社のクリーン代替燃料戦略に関する基調講演と、クリーンアンモニアサプライチェーン構築に関するパネルディスカッションに登壇し、関係者間での協業・具体的行動の重要性について議論した。

<基調講演を行う同社一田執行役員>
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同社は、「商船三井グループ 環境ビジョン2.1」を策定し、クリーン代替燃料の導入を含めた5つの戦略に沿って環境に配慮した取り組みを進めている。本年9月に世界経済フォーラムが参画する、産業界の脱炭素化を目指す官民パートナーシップ「Mission Possible Partnership」の議論に海運会社として唯一参画し、その提言「MAKING NET-ZERO AMMONIA POSSIBLE」にいち早く賛同したことで、同会議への招聘を受けたもの。

同社は、次世代に生きるすべての生命のために、人・社会・地球のサステナブルな発展に貢献していくことで、青い海から豊かな未来をひらくとしている。

なお、Ammonia Energy Association は2004年に設立され、持続可能な社会の実現のために、クリーンエネルギーとしてのアンモニアの利活用促進に向けた活動を行っている団体。

会員企業・団体の業種範囲は、アンモニアの生産から、安全規則、流通、取引、輸送、貯蔵、利用までアンモニアエネルギーのバリューチェーン全体に及ぶ。エンジニアリング企業、エネルギーメジャー、海運会社、電力、ガス、肥料メーカー、化学メーカー、将来のアンモニア燃料の生産を目指すプロジェクト開発企業等、2022年10月末時点で計165 以上の企業・団体が会員となっており、同社も会員企業として活動を行っている。

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