ダイセーホールディングス(HD)は11月17日、プラスチック部品輸送のダイセー倉庫運輸が、社内ドライバーの各種技能・安全意識の向上、モチベーションアップを目的として、第13回目のドライバーズコンテスト大会を、同月5日に実施したと発表した。
同大会は2010年から開始。ダイセー倉庫運輸では日頃から全てのドライバーが安全意識、法規遵守を徹底しており、今大会ではパートナー企業である愛知日野自動車の全面協力のもと、担当員から参加選手に対して点検業務の詳細な解説が行われ、日常点検の重要性を改めて確認する機会にもなった。
今年は、大会史上初の愛知県小牧市のダイセー倉庫本社物流センターでの開催となり、全国の営業所から精鋭ドライバー13名が集い、学科試験に加え、走行競技と点検競技を実施。また、パートナー企業の尾張陸運、愛希の2社から各1名ずつドライバーが参加。外部環境で培った知見や技術を発揮することで大会を盛り上げた。また、ドライバーズコンテンスト全国大会の競技種目で高難易度の”S字バックスラローム”を取り入れるなど、工夫を凝らした競技内容となった。
<当日会場の様子>
開催に先立ち、ダイセー倉庫運輸の吉田社長は、「ドライバーズコンテストはダイセー倉庫が最も大切にしている行事のひとつ。会社の評価は現場のドライバーへの評価で決まる。全国から集まった参加選手には日頃の力を発揮してもらい、緊張せずに臨んでほしい」と参加選手にエールを送った。
<表彰式の様子>
学科と走行、点検競技の結果、優勝は千葉チームの小野龍二選手、2位は小牧Bチームの高田涼選手、3位は小牧Cチームの南遥太選手、(同点)尾張陸運チームの岡野貴英選手がそれぞれ入賞した。