ハコベルとAzoopは11月24日、運送会社や個人ドライバーを支援する「ハコベルサポーターズプログラム」内で、トラックなどの商用車両売買について提携を開始したと発表した。
Azoopがハコベルを利用している運送会社・ドライバー向けに、トラック等商用車両の売却をより手軽に行えるサービス「トラッカーズオークション」を提供する。
同サービスではオンラインでユーザーと中古車販売店/輸出事業者の直接マッチングを可能にし、中間マージンを削減することで従来の下取り・買取サービスよりも高く売却できる仕組みを構築した。一度、車両検査を受けるだけで、複数の中古車販売店/輸出事業者から入札が集まり、写真撮影や出品作業もすべてトラッカーズが代行するため、手間なく従来よりも高い価格で売却することができる。
ハコベルでは、2022年10月に物流事業者が安心して働ける環境を整備する取り組みとして、荷主企業・運送会社・個人ドライバー・その他ステークホルダーが利用できるパートナーシッププログラム「ハコベル サポーターズプログラム」を開始した。
このプログラムは、配送の担い手不足が予測されている中で重要性が高まる中小規模の運送会社や個人事業主のドライバーに向けて配送に必要となる燃料や車両・配送資材の調達環境の整備や、運送関係者の経営や労働環境を支援する仕組み。今回、同プログラムとして運送会社の車両管理もサポートする必要があると考え、より運送会社の経営支援をすべく、「トラッカーズ」のサービスブランドで運送企業向け業務支援SaaSや車両売買プラットフォームを提供するAzoopとの提携が決定した。
「ハコベル サポーターズプログラム」では、登録運送会社やドライバ―、荷主等への支援を強化するため、今後もさまざまなサービスを拡充すべく、パートナー企業を継続的に募集していくとしている。