関通は11月30日、兵庫県尼崎エリア5拠点目となる物流センター「アグリベース」が竣工したと発表した。オープンは12月1日。
「アグリベース」竣工により、尼崎エリアでの総面積は約11.1万m2となり、来年2023年11月開所予定の「関西新物流センターII(仮称)」が開所すると、尼崎エリアの保有倉庫が6拠点、総面積約14万m2へと拡大する。
同社は尼崎エリアに拠点を展開する理由として、兵庫県尼崎市向島・末広地区は関西で特に発展していく物流地区となること、また阪神高速5号湾岸線、阪神高速3号神戸線など港や高速道路が近いことによる利便性の高さなどをあげている。
また、同社は「アグリベースには『集約する』という意味がある」とし、今後、同施設ではメーカーと上下の企業を1つの物流センターで運営する「共同物流」を推進し、同社独自のサービスで今まで以上の価値を創造する。
■施設概要
所在地:兵庫県尼崎市西向島町145-1
敷地面積:6611.66m2
延床面積:1万3669.40m2
構造: 鉄骨造4階建
着工日:2021年11月24日
竣工日:2022年11月30日
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