ガウ・キャピタル・パートナーズは12月1日、同社が運用するファンドを通じて、首都圏にある稼働中の物流施設7物件を取得したと発表した。
同ポートフォリオは、高品質な7物件の物流施設から構成されており、賃貸可能面積は25万3200m2に上り、首都圏の約3700万人分の物流を担う。いずれの物件も首都圏の主要な物流拠点に位置し、近隣都市へのアクセスが良く、魅力的な雇用環境や強固な事業継続計画支援などを提供している。
当該物件は千葉、常総、蓮田、橋本、厚木、足利に所在し、大半が東京都心から車で1時間圏内。ガウ・キャピタルは物流セクターへの深い知見と日本市場に関する知識を活用すると共に、冷蔵倉庫への転用、積極的な資産運用、ESGの取り組みを含む一連のバリューアップ戦略を行い、同ポートフォリオの付加価値を高めていくとしている。
ガウ・キャピタル・パートナーズはアジア太平洋地域や参入障壁が高い不動産市場に特化した資産運用会社。2005年の設立以来、2022年第2四半期時点で343億米ドルの資産を運用している。