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大和物流/東北エリアのハブ、仙台市に新物流センターが稼働

2022年12月01日/物流施設

大和ハウスグループの大和物流は12月1日、宮城県仙台市宮城野区において物流施設「仙台扇町物流センター」を竣工したと発表、同日稼働開始した。

<仙台扇町物流センター>
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同センターは、近年、需要が高まっている電子部品や電気機械、通信機器などを主に取り扱い、在庫管理や流通加工、輸配送などの各種物流サービスを提供。仙台市内への配送と東北自動車道による広域配送を両立する交通利便性を活かし、東北エリアのハブ拠点として効率的な3PLソリューションを展開していく。

<位置図>
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特長は、市内配送と広域輸送を両立する交通利便性。同センターは、JR「仙台駅」まで約20分の距離に位置し、仙台市内全域をカバーできる立地。仙台東部道路の「仙台東IC」、「仙台港IC」からそれぞれ約4kmと近接し、東北自動車道も利用可能なことから、岩手県盛岡市や栃木県宇都宮市へ2時間半以内でアクセスできるなど、東北各県や関東地方への広域配送の拠点としても活用できる。

<ニーズに合わせたオペレーションが可能>
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また、同センターは、湿気やほこりが入りにくく、貨物の衛生管理がしやすい高床式倉庫となっている。電子部品や製造装置などを扱うエリアには、空調設備を導入することで製品特性に適した庫内環境を提供する。各階約3950m2(約1200坪)の倉庫では、貨物用エレベーター2基、垂直搬送機3基と合計5基の昇降設備を活用し、5階建ての倉庫ながら迅速な商品の搬出入が行える。

■施設概要
名称:大和物流「仙台扇町物流センター」
所在地:宮城県仙台市宮城野区扇町1-7-42
敷地面積:8399.12m2(2540.73坪)
延床面積:1万6748.24m2(5066.34坪)
構造・規模:鉄骨造 地上5階建て・高床式 ※2階は事務所のみ
床荷重:1階2.0t/m2、3~5階:1.5t/m2
梁下有効高:1階:6.5m、3~5階:5.5m
搬送設備:貨物用エレベーター2基(3.6t:1基、4.6t:1基)、垂直搬送機3基(1.5t)、ドックレベラー2基
アクセス:仙台東部道路「仙台港IC」から約4km、仙台東部道路「仙台東IC」から約4km
最寄り駅:JR仙石線「福田町駅」から約1.4km
着工:2021年10月20日
竣工:2022年11月30日
稼働:2022年12月1日
施主:大和物流
設計・施工:大和ハウス工業
運営:大和物流
https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/sendai-ougimachi

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