オープンロジは12月9日、同社が提供する物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」に、「出庫ルール機能」と「Shopify flow」を連携させ、顧客の注文情報を基にノベルティ特典など同梱物の出庫指示を自動化できるパーソナライズマーケティング施策を物流面でも実現したと発表した。
<「Shopify flow」の注文タグと「出庫ルール機能」の連携(サンプル)>
Shopifyのマーチャントは、「Shopify flow」の注文タグ(order tags)をオープンロジの「出庫ルール機能」と連携させることで、商品の購入回数や顧客ランクなどを条件として、同梱物の種類をシステム上で設定・変更することができ、注文の取り込みと同時に顧客の注文情報に沿った同梱物の出庫指示が自動生成され、出庫までの物流を自動化することが可能となる。
オープンロジは2021年1月、ユーザーが条件や期間を設定することで同梱物の出庫依頼が自動でできる「出庫ルール機能」を新規開発。また今年10月には、越境ECでも同機能が利用可能となり、システム上でEC事業者の要望に合わせた出庫依頼を作成することができるようになった。
今後もオープンロジは提携倉庫を拡大し、提供する物流サービスの幅を広げるとともに、ユーザーポータルの新規機能を開発、様々なアプリと連携することでEC事業者の業務効率化を後押しする物流のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していくとしている。
オープンロジ/統合コマースプラットフォームecforceとAPI連携