商船三井の船員配乗グループ会社“Magsaysay MOL Marine, Inc.”(マグサイサイ・エムオーエル・マリン、以下MMM)は12月20日、同月2日、マニラにおいて、MMMに在籍するフィリピン人船員の永年勤続表彰式を、翌3日に同じく在籍するフィリピン人船員とその家族を対象とした船員家族会を開催したと発表した。両イベントを対面で開催するのは 2019年以来となる。
同社からは、橋本社長をはじめ、同社グループ船舶管理会社幹部等が出席。永年勤続表彰は、15年間にわたって同社船で勤務した船員を対象として表彰を行うもので、式典には受賞者とその家族約300名が出席した。
式典で橋本社長は受賞者に対し、長年にわたる当社運航船での安全運航に対する貢献への感謝を伝えると共に、これまでに培った知見を活かし、次世代の船員の育成と安全文化の更なる発展を期待しているとメッセージを贈った。また、船員家族会はマニラ市内のシネマコンプレックスで開催され、船員とその家族約3600名が参加した。
同社グループは、今後もフィリピン各地や、その他主要な船員出身国での取り組みを通じ、家族と離れて勤務する各国の当社船員とその家族への多大な貢献に謝意を伝え、人々との共生や地域社会の持続可能な発展を目指すと共に、安全文化の醸成、優秀な船員の確保・育成に努めていくとしている。