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ブラザー工業/名古屋市の星崎工場内に1.27万m2の工場を完成

2023年01月13日/生産

ブラザー工業は1月11日、名古屋市南区の星崎工場で建設を進めていた新工場棟「星崎第13工場」が完成したと発表した。

<完成した星崎第13工場>
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星崎第13工場は、延べ床面積約1万2700m2の3階建てで、BCP(事業継続計画)の一環として建設し、ブラザーグループの建物では初の免震構造を採用している。また、複数の施設に分散していたインクジェットプリンター用の重要部品の生産およびクリーンルームを集約することにより、星崎工場全体の作業効率向上を実現する。

さらに、一部の加工装置の自動化を実現することで、効率的かつ安定的な部品生産を可能にしている。なお、屋上には太陽光パネルを設置しており、工場の稼働に必要な電力の一部は再生可能エネルギーで賄われ、年間で約60トンのCO2排出削減を実現する。

ブラザーは、中期戦略「CS B2024」で、産業用領域の飛躍に向けて、「産業用インクジェット生産基盤の強化」を重点施策の一つに掲げている。この度完成した星崎第13工場は、インクジェットヘッドおよび関連部品の生産強化を担う拠点としてその実現に貢献していく、としている。

■概要
名称:星崎第13工場
所在地:名古屋市南区浜田町5-1ブラザー工業 星崎工場敷地内
施設用途:インクジェットヘッドおよび関連部品の生産施設等
稼働開始:2023年1月
建物延べ床面積:約1万2700m2 (鉄筋コンクリート3階建て)

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