三菱ロジスネクストは1月17日、バッテリ式フォークリフト「アレシス」365台を対象としたリコールを国土交通省に届け出た。
荷役装置で、ティルトシリンダのロッドヘッドを固定するボルト締付作業が不適切なため、締付トルクが不足している可能性がある。そのため、荷役作業等により当該ナットが緩み、最悪の場合、ロッドヘッドからロッドが抜け落ち、車体の堅牢性不足によりマストが脱落するため、保安基準に適合しなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両のボルトを規定のトルクで締付ける。
不具合は、市場からの情報によって発見されたもの。19件の不具合事例が確認されているが、事故は発生していない。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001582578.pdf