プロロジスは1月18日、 独立系の顧問会社であるオックスフォード・エコノミクス社と協働し、プロロジスが全世界で展開するおよそ1億1150万m2の物流施設の経済効果について、“The Future Flow of Goods”(今後の商品の流通)と題した研究結果を発表した。
調査結果によると、世界中で生産、もしくは販売され、プロロジスの物流施設を経由した商品は世界の国内総生産の2.8%に相当し、2020年の2.5%から増加している。金額ベースでは2.7兆米ドル(約364兆5000億円)分が、プロロジスの物流施設を経由しており、2020年より23%増加。なお2.7兆米ドル(約364兆5000億円)は、プロロジスが事業展開している19か国の国内総生産の4%に相当する。
また、世界中でおよそ110万人がプロロジスの物流施設に勤務 (2020年比25%増加)していること、プロロジスが事業展開する19か国での物流施設での事業を通じ、3000億米ドル(約40.5兆円)の経済活動が行われ、約660億米ドル(約8兆9100億円)の租税効果をもたらしていることなどを明らかにした(1米ドル=135円換算)。
オックスフォード・エコノミクス社とプロロジスは2017年から共同で同研究を行っており、2020年に第2回目を実施。今回の2022年版においては、プロロジスが同年10月に買収したデューク・リアルティ社のデータも含まれる。
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