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米国向け海上コンテナ輸送量/12月は機械類など上位3品目が2桁増

2023年01月23日/調査・統計

デカルト・データマインは1月23日、日本発米国向けコンテナ貨物量の2022年12月分と、米国発日本向けコンテナ貨物量の11月分の統計データを発表した。

<日本発米国向けコンテナ貨物量(荷受地ベース)推移>
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それによると、12月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万7907TEU(前年同月比38.3%増)となった。アジア域内からの差込貨物を含む日本発母船積みベースでは3万3523TEU(36.2%増)だった。

品目別では、機械類が1万5744TEU(68.4%増)、自動車部品関連が1万2463TEU(56.8%増)、タイヤなどゴム製品が6495TEU(23.7%増)と、上位3品目が全て2桁増と好調だった。

第3国へのトランシップ貨物は2万4613TEU(39.7%増)で、10か月連続の2万TEU超えとなった。経由国別では、1位が韓国(49.1%増)、2位が中国(8.9%増)、3位が台湾(94.2%増)、4位がシンガポール(19.1%減)となり、韓中台が高い伸び率となった。貨物全体に占める海外トランシップ率は8月から5か月連続4割を超え、42.5%となった。

<米国発日本向けコンテナ貨物量(最終仕向国ベース)推移>
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米国発日本向け(最終仕向国ベース)10月分は5万4575TEU(7.1%増)となった。母船揚地国ベースでは4万5288TEU(13.9%増)だった。

最終仕向地ベースに占める海外TS比率は17.0%で、2か月連続で2割を割込んだ。

品目別は、1位が牧草で1万499TEU(4.5%増)、2位の肉類が5074TEU(11.6%減)だった。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
Descartes Datamyne
清水 邦彦
Email:kshimizu@datamyne.jp
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