ツナググループ・ホールディングスは1月24日、同社連結子会社であり、シーアールイーとの合弁会社である倉庫人材派遣センターが、新たなソリューションを提供することから、商号変更を行うと発表した。
新しい商号は「ロジHR」。
倉庫人材派遣センターは、複数の派遣会社と派遣利用を希望する物流会社をシステム上でマッチングさせることで、物流会社の物流波動に対する効率的な人材供給と、派遣採用・管理業務の省力化に貢献してきた。
一方、昨今の物流現場においては2024年問題を背景とした更なる労働力不足、採用のミスマッチによる定着率の悪化とそれに伴う管理職の不足など、人材に係る問題は深刻化・複雑化しており、倉庫人材派遣センターが事業を展開している「倉庫×人材×派遣」という枠組みのみでは顧客への価値提供が限定的になりつつあった。
今回、倉庫人材派遣センターの商号を「ロジHR」に変更するとともに、「ロジスティクス」と「HR(Human Resource)」を組み合わせ、物流会社の課題解決を図る新たなソリューションの提供を進めていくことを決定したもの。
ロジHRのサービス概要は、株主であるツナググループ・ホールディングスで蓄積した人材採用・調達ノウハウと、シーアールイーの「物流インフラプラットフォーム」に参画する関連企業との連携を通じて、物流会社の人材課題を解決する。
具体的には、1.採用コンサルティングとして、人材調達、採用・人事、採用マーケティングのコンサルティングにより、「人が集まらない」「定着しない」「派遣比率が高い」など、物流における人材調達の様々な課題を解決する。
2.HRテックとして、ジンジャーシリーズ、ハケマネ、その他多数のHRテックから、最適な人材調達の効率化・業務効率化に向けたHRテックを提供する。
3.プラットフォームとして、物流企業の重要課題である人材採用・育成を中心としたプラットフォームを構築。物流経験がわかる求職者データベース・リーダー育成・初期教育などを搭載する予定だ。