アイリスオーヤマは1月30日、静岡県裾野市の新富士裾野工業団地に、飲料水の生産・物流拠点「富士裾野工場」を新設すると発表した。
<アイリスオーヤマの大山 健太郎会長(左)、静岡県裾野市の村田 悠市長(右)>
土地・建物を取得し、6月から強炭酸水を、8月から天然水を生産する。
また、工場の敷地内に平置きの物流倉庫を新設し、物流・保管能力を強化することで、災害時でも飲料水などの物資を迅速かつ円滑に提供できる体制を構築する。
同社は、2021年2月に富士小山工場(静岡県小山町)の一部を改修し、飲料水事業に本格参入している。富士裾野工場の新設で、飲料水の生産能力を前年比約2.5倍に増強する。
■富士裾野工場の概要
所在地:静岡県裾野市須山2810-4他
総投資額:300億円
生産能力(1時間あたり):天然水1500ケース、炭酸水1300ケース
新規雇用人数:約300人
工場設立日:2023年6月(予定)
敷地面積:6万759m2