日鉄物流は1月31日、新たなグループ体制への見直しを実施することを発表した。実施時期は2023年10月1日目途。
主な施策は、完全子会社(100%)である 日鉄物流釜石、日鉄物流鹿島、日鉄物流君津、日鉄物流名古屋、日鉄物流広畑、日鉄物流八幡、日鉄物流大分、各社の権利義務の全部を承継する吸収合併を行い、日鉄物流を存続会社とする。
また同社は、完全子会社(100%)である 日鉄物流大阪が実施する会社分割において、同社の事業に関して有する権利義務の分割の一部を承継する吸収分割を行う。
さらに日本製鉄6製鉄所体制との連携強化を通じた事業運営を図るため、製鉄所事業部門の組織の統合・再編成を以下の通り実施する。
1.現 日鉄物流釜石については、「日鉄物流 北日本支店」とする。
2.現 日鉄物流鹿島、日鉄物流君津の事業を統合・再編成し、「日鉄物流 東日本支店」とする。
3.現 日鉄物流名古屋については、「日鉄物流 名古屋支店」とする。
4. 現 日鉄物流大阪は、「自動車運送事業を担う組織」と「製鉄事業、中継基地事業を担う組織」として会社分割を行い、「製鉄事業、中継基地事業を担う組織」を日鉄物流へ吸収分割を行い、「自動車運送事業を担う組織」の会社へ変更し、商号を「NS ロジ大阪」へ変更する。
5.現 日鉄物流広畑㈱の事業と現 日鉄物流大阪㈱「製鉄事業を担う組織」の事業を統合・再編成し、「日鉄物流 瀬戸内支店」とする。また、現 日鉄物流大阪の「中継基地事業を担う組織」については、関西支店へ再編成する。
6.現 日鉄物流八幡、日鉄物流大分の事業を統合・再編成し、「日鉄物流 九州支店」とする。
同社は、新たなグループ体制により、事業・エリアを軸に「真に一つの会社」としての全体最適化・一貫効率化を推進していくとしている。