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東京ロジファクトリー/埼玉に竣工予定の施設、東京建物と全棟契約

2023年02月01日/物流施設

東京ロジファクトリーは1月31日、2024年5月に竣工予定の「T-LOGI鶴ヶ島」を東京建物と全棟契約し、同年6月から「鶴ヶ島第2物流センター」として稼働することを発表した。

<「鶴ヶ島第2物流センター」完成イメージ>
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鶴ヶ島第2物流センターは川越市、鶴ヶ島市、坂戸市の3市に跨る富士見工業団地に位置し、圏央道坂戸ICから4.2km、圏央鶴ヶ島ICから5.3km。関越自動車道は鶴ヶ島ICから4.4km、国道は407号に2.1kmと物流アクセスが良い。また、東武東上線若葉駅から2㎞と、雇用環境にも優れている。

東京建物と同社は、更地の状態から建設プロジェクトチームを立上げた。同チームでは、営業可能な顧客層の想定を行い、将来にわたる自動搬送機のレイアウト、倉庫内作業員動線を分析し、倉庫内スパンの柱間を設定。また、近隣の従業員確保を行うため、トラックヤードと駐車場台数の規模の設計に比重を置いた。バースは、ブレースを設置しない構造としており、荷卸し作業時間の低減を図る。

構造は、4階建ての約7000坪。倉庫上層階には空調設備が導入され、28℃以下の物品保管が可能。停電時の24時間非常用電源が導入される予定。

発表によると、同社は「東京・神奈川・埼玉の16号、圏央道のエリアに集中して拠点を構えるドミナント戦略を展開し、倉庫・人材・車両をエリア内で効率よく運用し顧客の物量波動対応が強み」だという。

鶴ヶ島第2物流センター近隣には、既に鶴ヶ島物流センター、川越第2物流センターなどの営業倉庫が半径2.0㎞内にある。またグループの輸送会社、東京ユニオン物流の川越営業所とも連携が期待でき、鶴ヶ島第2物流センターは、同社のサービスをより強化するものとしている。

■施設概要
住所:埼玉県川越市竹野14-1
用途地域:工業専用地域
敷地面積:1万492.26m2(3万173.90坪)
延床面積:2万3632.41m2(7148.80坪)
階層:4階建
開設時期:2024年6月1日(予定)

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