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日本郵便/JPトールなど国内物流子会社2社の事業再編

2023年02月15日/SCM・経営

日本郵便は2月15日、国内BtoBビジネスの拡大を進めるため、4月1日付でJPトールロジスティクスと、その子会社のトールエクスプレスジャパンの事業を再編し、両社の社名を変更すると発表した。

現在、JPトールロジスティクスはコントラクト事業とフォワーディング事業を、その子会社であるトールエクスプレスジャパンではエクスプレス事業をそれぞれ担っており、両者の事業を組み合わせることでBtoBとBtoC双方の事業で高品質なサービスを提供している。

今回、急速に変化する物流ニーズへの対応に向けた効率的かつスピーディーな一括物流体制を構築するため、物流戦略の企画・立案と事業運営をそれぞれ別会社で行う体制を構築することとした。

具体的には、JPトールロジスティクスのコントラクト事業とフォワーディング事業をトールエクスプレスジャパンへ移管することで、トールエクスプレスジャパンに事業運営を一元化し、社名を「JPロジスティクス」とする。

また、JPトールロジスティクスでは物流戦略の企画・立案を集中して担い、社名を「JPロジスティクスグループ」に変更する。

なお、JPトールロジスティクスについては現状で日本郵便とオーストラリアのトール社(日本郵便の100%子会社)が株式を50%ずつ保有しているが、日本郵便がトール社の保有するJPトールロジスティクス株式の全てを取得し、4月1日付で日本郵便の100%子会社となる予定。

<再編図>
20230215jp 520x311 - 日本郵便/JPトールなど国内物流子会社2社の事業再編

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