フェデックス エクスプレスは2月28日、トルコ南部とシリア北部を襲った地震の被災者に対して、自社の物流ネットワークを活用して国際的な人道支援を行い、現時点で100万米ドル相当以上の無償輸送の提供を約束していると発表した。
＜被災地へ輸送した支援物資＞
その一環として、2月17～21日にかけて国際赤十字・赤新月社連盟（IFRC）が提供する約230トンの支援物資（毛布、ベビー用品、家庭用品、衛生用品キットなど）をドバイ・ワールド・セントラル国際空港からイスタンブールまで、フェデックスの貨物機「MD-11」計5便で輸送した。
このほか、フェデックスは2月8日付でトルコとシリアの復興支援へ10万ドルを寄付したほか、トルコのイスタンブール政府や自治体に代わってイスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港からマラティヤまで、Umursan Unが提供した食料品や現地住民が寄付した衣料品などの人道支援物資を輸送するなど、被災地を支援している。
