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勅使川原産業、フォロフライ/EV F1 VANを宅配事業で運行開始

2023年03月02日/IT・機器

EVメーカーのフォロフライでは自社が開発・販売する宅配用電気自動車「EV F1 VAN」を、中部・関東・東北間を結ぶ物流サービスを手掛ける勅使川原産業と連携し、中部地域で販売を開始したと発表した。

<左 フォロフライF1 VAN 右 勅使川原産業あま物流センター>
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「EV F1 VAN」は2022年9月に商用ナンバーを取得、北は北海道から東京、千葉、埼玉等の関東圏、南は沖縄まで全国で宅配事業での運行を開始しており、今回の勅使川原産業での中部初となる導入により、両社協業のもと東海エリアでの展開を予定している。

勅使川原産業は、「勅使川原運送」ではなく、「勅使川原産業」として総合物流企業を目指し、1975年の創業以来、主軸の物流サービスに加え、アグリシティ構想による最先端農法やテクノロジーを活用した高機能輸送ツールの導入など、様々な先進的な取り組みを行ってきた。

持続可能な社会のために今後の脱炭素施策を検討していたところ、商用EVトラックを展開するフォロフライに出会い、自社同様、主軸の車両開発のほかに導入企業へのサービスの拡充、車両管理システム開発やITインフラシステム開発など、インフラテック企業として多角的、かつ先進的な取り組みを展開する事業内容に賛同、このたびの導入にいたったもの。

今後の展開では、地域内でのEV普及促進の一環として、あま物流センターにおいて3月3日にフォロフライ F1 VANの納車式を実施。あま物流センターの門前に試乗体験の案内を提示し、希望者にEVに慣れ親しむ機会を提供する。両社のパートナーシップにより、商用EVの普及を促進し中部地域でのCO2排出量の抑制と脱炭素化に、より積極的に取り組むとしている。

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