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クレド/滋賀で6.4万m2マルチ型施設開発、中継輸送にも対応

2023年03月15日/物流施設

クレド・アセットマネジメントは3月15日、滋賀県蒲生郡竜王町で先進的物流施設「CREDO滋賀竜王」の開発に着手したと発表した。同施設は、県内で最大規模のマルチテナント型物流施設となり、2024年4月に着工、2025年6月末に竣工を予定している。

<「CREDO滋賀竜王」完成イメージ>
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「CREDO滋賀竜王」は、名神高速道路「竜王IC」に隣接し、近畿、中部、北陸エリアを結節する広域配送の拠点として利用が可能。また、国道1号、8号に近く、県内および京都・大阪エリアへの配送にも適している。竜王IC周辺は、製造業、物流業などが集積しており、今後も産業拠点として成長が期待されるエリアであり、昨今、物流施設の開発が進む滋賀県において、希少なマルチテナント型物流施設として開発される。

<位置図>
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物流業界では「2024年問題」により、ドライバーの働き方改革や人手不足への対応が課題とされている。「CREDO滋賀竜王」は、名阪間の、さらには東・西日本の中継地点に位置する物流施設として、中継輸送へのニーズにも対応する。具体的には、スワップボディ・コンテナ車両に対応した車路・バース設計、十分なトラック待機スペース、そしてドライバーが利用できる専用の休憩室やシャワーブースなどを計画している。

「CREDO滋賀竜王」は1・2階へアクセスできる3階建のスロープ型施設であり、1階はワンフロアオペレーションも可能。最小区画は2975.2m2(約900坪)からとし、最大10テナントが利用できる。また滋賀県は製造業が盛んで工場の集積が進み、各種製品・部品の保管ニーズがあることから、同施設は一部低床バース、大庇の設置を予定し、近辺の工場に向けた物流センターとしても活用できる。

環境面では、地域材を内装に用いるほか、竜王山をはじめ周囲の自然環境を望むカフェテリアを設けるなど、周辺環境との調和を目指す。また太陽光発電システムを導入し発電電力の一部を館内で利用することで、テナントの再生可能エネルギーの利用を可能にするとともに、電気料金負担の軽減を図る。このほか、EV充電設備の導入に加え、CASBEE認証Aランク、BELS認証5スター、ZEB Ready認証の取得を予定しており、環境にやさしい施設づくりに努める計画。

なお「CERDO滋賀竜王」は、「CREDO桶川伊奈」、「CREDO加須」、「CERDO厚木」に続き、クレド・アセットマネジメントが手がける4件目の開発物件となる。同社は現在、新規開発から既存施設の取得・リノベーションまで、複数の案件に取り組んでおり、今後も積極的に全国で事業展開を図っていくとしている。

■施設概要
施設名:「CREDO滋賀竜王」
所在地:滋賀県蒲生郡竜王町大字小口
交通:名神高速道路「竜王IC」隣接、JR琵琶湖線「篠原駅」より約6.6km
敷地面積:約6万7000m2
延床面積:約6万4000m2
構造:鉄骨造・地上3階建
着工:2024年4月(予定)
竣工:2025年6月末(予定)
環境認証:CASBEE認証Aランク(予定)、BELS認証5スター(予定)、ZEB Ready認証(予定)

クレド/滋賀県最大規模のマルチテナント型物流施設を着工

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