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構造計画研究所/ONE主催「コンテナ海運サミット」で意見交換

2023年03月23日/国際

構造計画研究所は3月23日、長崎県の出島で開催されたOcean Network Express Pte. Ltd.(以下、ONE)主催の「コンテナ海運サミット」を同月16日に開催したと発表した。

<コンテナ海運サミットロゴ>
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構造計画研究所は、工学知を用いて社会の諸問題の解決に挑む技術コンサルティングファームで、長崎市、アンカー・シップ・パートナーズとともにイベントの運営に携わった。

<16日に開催されたコンテナ海運サミット>
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<サミット後の記念撮影>
20230323one3 520x348 - 構造計画研究所/ONE主催「コンテナ海運サミット」で意見交換

同サミットは、ONEが中心となり産学をはじめとするステークホルダーをつなぐことで、コンテナ海運の将来の在り方や未来を変えるテクノロジー、脱炭素化に向けた各種課題等について一丸となって考える機会を設けるためのイベント。

同サミットには、日本においてESGや海運、サプライチェーン、船舶工学など、さまざまな分野の第一線で活躍する16人の専門家、およびONEシンガポール本社から企業戦略、環境、オペレーション、船隊整備、人材開発などを担当する各部門の責任者が出席。それぞれの専門家が取り組んでいる最新の研究事例を紹介。ONEの担当者が、コンテナ船事業運営におけるONEの取り組みや特徴を紹介した。また、両者を2つのグループに分け、「コンテナ海運のESGを見据えた将来の在り方について」および「コンテナ海運の将来を変えるテクノロジーについて」という2つのテーマで、グループセッションを実施した。

グループセッションでは、専門家側の最新の研究内容や知見、ONE側の事業運営上の課題意識や実輸送に関連する膨大なデータを踏まえ、脱炭素化や効率的で安定したサプライチェーンの構築、環境保全、コンテナ船事業の競争力強化といった目的に向け、今後の取り組みにおける方向性について議論を行った。

構造計画研究所は「今後も、創業時から培ってきた産学連携のネットワークと、エンジニアリングを活用した業務効率化・高度化支援のソリューションの提供を通じて、日本唯一の外航コンテナ定期船会社であるONEとともに、年々多様化・複雑化する海運業界・物流業界の課題解決に向けた取り組みを進めていく」としている。

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