Industry Alphaは4月1日、事業のグローバル化に伴い、 ベトナムにおける工場・倉庫のスマート化事業を開始すると発表した。
＜急成長しているベトナム（イメージ）＞
同社は、製造・物流業界においてスマート化を推進するスタートアップ企業。アルゴリズムやロボット・AI技術を活用し、自動化や省力化を図ることで、顧客の生産性向上や品質確保などを支援している。
＜同社技術の導入事例＞
同社はこのほどベトナムのホーチミン工科大学と共同開発を実施することを決定。今後、現地の優秀なホーチミン工科大学の学生とコラボレーションし、ベトナムの製造・物流業界における様々な課題をスマート化することで、省人化・省力化に寄与する。
＜ホーチミン工科大学と共同開発＞
ベトナムは、GDP年間平均8%の急成長を遂げている。また、若年層の教育レベルの向上により、サービス業やIT業界などの高収益産業に就職する傾向が高まっており、製造・物流業界において労働力不足が懸念されているという。同社は、今後のグローバル競争に対応するためも、スマート工場・倉庫の導入を急ぐ必要があるとの認識から、ベトナムで同事業を提供することとなった。
同社は今後、スマート化事業をベトナムだけでなく、東南アジア全土にも拡大していく考え。アジア全域での事業展開において、日本で培った深い知見と最先端技術を活かし、10年後を見据えた多角的な解決策を提供していくとしている。
