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イオンネクスト/新ネットスーパー千葉に最先端CFC、配送内製化

2023年04月04日/物流施設

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イオンネクストは4月4日、“オンラインマーケット”の新ブランド「Green Beans(グリーンビーンズ)」を立ち上げ、今夏からサービスを開始。同時に千葉市緑区誉田町に最先端のAIとロボティクス機能を導入するイオン初の顧客フルフィルメントセンター(以下、CFC)を稼働すると発表した。

<オンラインマーケット今夏始動、左から、イオンネクスト太田正道副社長、バラット・ルパーニ社長、イオン吉田昭夫社長、イオンネクスト野澤知広副社長>
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グリーンビーンズは、先進テクノロジーで運営する誉田 CFCから、顧客に鮮度保証付きの新鮮な食料品や日用品などを提供する。配達時間は朝7時から23時まで1時間枠で指定でき、玄関先まで届ける。

既存リアル店舗出荷型のネットスーパー事業と併存して実施し、首都圏のまとめ買い需要の取り込みを想定。店舗の取扱商品を物流拠点にそろえるのではなく、別のオンラインマーケットとして運営する。

今夏稼働予定の誉田 CFCは2021年、千葉市緑区誉田町に建設を着手。AIとロボットを駆使した最先端のオペレーションにより6分で50点以上をピッキング可能。店舗の10倍の効率化をもたらすロボットを導入した。CFCは八王子でも2026年開設予定で、現在首都圏配送のさらなる強化にむけ、3拠点目も検討中だという。

<誉田CFCの鳥観図>
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また、唯一の顧客接点はドライバーだと考え、配送を内製化。接客と品質管理の教育を受けた自社の専任スタッフ(デリバリークルー)による質の高い配送サービスを提供する。配送料は税込み330~550円を想定。

<配送を内製化>
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イオンネクストのバラット・ルパーニ社長は「『買い物を変える、毎日を変える』が我々のパーパス。時間は貴重な資産であり、多忙な若い世代が、買い物を楽しく、充実した時間にできるようDXで効率化。食品、トップバリュ商品、ペット用品、ベビー用品などAIがリコメンドする機能もあり、オンラインショッピングのゲームチェンジャーを目指す」と抱負を語った。

グリーンビーンズは2019年11月、イオンと提携した英国テクノロジー企業 Ocado Group plcの子会社である英国 Ocado Solutionsと共に実施するもの。

イオングループは、2030年にグループ全体でネットスーパー事業売上高6000億円を目指している。既存のネットスーパー事業に加え、グリーンビーンズ事業を首都圏、愛知県、大阪府などに展開し、グループのネットスーパー事業をより強化していきたい考え。

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