ラピュタロボティクスは4月6日、自動フォークリフト事業に関して、三菱ロジスネクストと業務提携を締結し、協業を進めると発表した。
<ラピュタロボティクスと三菱ロジスネクストが協業>
協業内容は、三菱ロジスネクストのフォークリフト(車体)をラピュタロボティクスの自動フォークリフトに採用し、ラピュタロボティクスが自動化を行うというもの。同フォークリフトの販売窓口はラピュタロボティクスとなる。
<ラピュタ自動フォークリフト>
三菱ロジスネクストは国内2位のフォークリフト販売数を誇る、総合物流機器メーカー。三菱重工業グループの物流機器事業を担当し、2017年に京都府長岡京市を本社として発足した。国内外で事業を展開しており、従業員数は約1万2000名(2021年度)、売上高は約4654億円(同)、うち約63%が海外を占めている。
ラピュタロボティクスは2014年に創業したチューリッヒチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)発のベンチャー企業。同社は、創業時から三菱ロジネクスト製品の信頼性の向上と導入後のサポートに注力してきたことから、今回の協業へつながった。両社は同提携により、物流業界における社会課題の解決に貢献していくとしている。