エアロネクストと茨城県境町、出前館は4月17日、境町エリアにおいて出前館アプリと連携したドローンによる空輸と陸送のハイブリッドなデリバリーサービスを開始したと発表した。
また同月5日にデジタル化やドローン等の次世代高度技術の活用によって地域課題の解決に貢献するため、連携協定を締結し、レベル4のドローン配送を見据えた新スマート物流の構築に向けた出発式で、レベル3のドローン配送をメディアに公開した。
<左より、出前館 藤井英雄 社長、境町 橋本正裕 町長、エアロネクト田路圭輔 CEO(境町役場)>
<配送サービスに使用する日本発物流専用ドローン“AirTruck”と箱>
<ドローン配送されたピザを食べる稲垣さん一家>
今回実施するサービスは、境町の住民が「出前館」のアプリやサイトで注文した商品を、自律飛行するドローンや軽バンなどによる陸送を組み合わせて効率的に配送するもの。運用実施は、「ドローンデポ境町」を拠点にエアロネクストの子会社である、NEXT DELIVERYが行う。
同社は今後も、ドローンをはじめとする次世代高度技術を活用し、ドローン配送と陸上配送を融合した新スマート物流”SkyHub“の社会実装を加速すべく、3者連携して境町内の地域課題解決と市民の暮らしの豊かさの向上に貢献していくとしている。
NEXT DELIVERY/河野大臣がドローン物流の1対多運航視察