商船三井は4月28日、三井海洋開発が実施する商船三井と三井物産を引受先とする第三者割当増資に応じること、また、三井海洋開発と業務提携契約を締結することを決定したと発表した。
今回の増資では、三井海洋開発の普通株式1016万2300株を128億4514万7200円で取得。これにより、商船三井による同社への出資割合は14.86％となり、三井物産と同率の第2位株主となる。
また、業務提携では、三井海洋開発が商船三井へFPSO等の設計・建造・リース・オペレーション等に関するノウハウを提供。
商船三井から三井海洋開発に対しては、グローバルネットワーク、事業開発、資金調達、各地域特性に関するノウハウの提供、業務運営面に関する体制強化に対する協力、人材支援で協力する。
■三井海洋開発の概要
所在地：東京都中央区日本橋2-3-10
事業内容：浮体式海洋石油・ガス生産設備（FPSO、FSO、TLP等）の設計・建造・据付、販売、リース、オペレーションサービス
資本金：301億2200万円
設立年月日：1987年6月1日
従業員数：単体191名（連結5903名）※臨時雇用者含む
