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山九/3月期の売上高4.6%増、営業利益10.7%増

2023年05月10日/決算

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山九が5月10日に発表した2023年3月期決算によると、売上高5792億2600万円(前年同期比4.6%増)、営業利益381億6900万円(10.7%増)、経常利益396億3100万円(11.8%増)、親会社に帰属する当期利益249億5900万円(10.3%増)となった。

物流事業全体の売上高は3020億6700万円と前期比5.3%の増収、営業利益は98億7700万円と前期比10.2%の減益となった。

港湾国際事業では、国内の海上コンテナ取扱いの増加やこれに伴うヤード内作業・保管作業が堅調に推移した。また、昨年度完工した東南アジアでのプロジェクト案件の剥落、航空貨物の取扱いの減少等の影響はあるものの、国内外での海上貨物の輸出入取扱いが好調に推移した。

3PL一般事業では、中国・東南アジアでの自動車部品・消費財等の輸送・保管作業等が堅調に推移したものの、国内では顧客内製化・消費財の取扱量が減少した。構内では、国内客先の単価改定が進む一方、作業量は減少となった。海外では、作業量増の一方、装置の不具合に伴う先行コストおよび、設備修繕費用の増加があった。

次期は、売上高5680億円(1.9%減)、営業利益370億円(3.1%減)、経常利益370億円(6.6%減)、親会社に帰属する当期利益245億円(1.8%減)を見込んでいる。

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