センコーグループホールディングスが5月12日に発表した2023年3月期決算によると、売上高6962億8800万円(前年同期比11.7%増)、営業利益255億3500万円(3.1%増)、経常利益261億5100万円(0.2%増)、親会社に帰属する当期利益153億4100万円(0.7%増)だった。
セグメント別の物流事業では、電気料金ならびに燃料価格の上昇、年度後半には荷動きの急減などがあったが、拡販ならびに料金改定に取り組むと共に、M&Aの収益寄与があったことなどにより、売上高は4758億3300万円(8.0%増)、営業利益は237億4800万円(2.02%増)となった。
物流事業では、4月に「さいたまPDセンター」(さいたま市岩槻区)、「仙台北PDセンター」(宮城県利府町)、5月に「葛西第2PDセンター」(東京都江戸川区)、7月に「アクロストランスポート札幌センター」(北海道北広島市)、8月に「綾瀬ロジスティクスセンター」(神奈川県綾瀬市)、12月に「北神戸PDセンター」(神戸市西区)、「京葉PDセンター」(千葉県市原市)を稼働させた。
また、2月に重量物や大型貨物などの海上・陸上一貫輸送体制を持つ「オーナミ」をグループに迎えた。
次期は、売上高7900億円(13.5%増)、営業利益290億円(13.6%増)、経常利益290億円(10.9%増)、親会社に帰属する当期利益167億円(8.9%増)を見込んでいる。
センコーGHD 決算/4~6月の売上高6.6%増、営業利益12.3%増