センコーグループホールディングスは3月28日、傘下のアクロストランスポートがセンコーグループ初となる燃料電池トラック（FCV）1台を導入し、同月25日に納車式を開催したと発表した。
＜アクロストランスポート本社での納車式＞
FCVの導入は、一部を新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の助成事業「グリーンイノベーション基金事業／スマートモビリティ社会の構築」として実施されている。
アクロストランスポートでは、NEDOから交付決定を受けたCommercial Japan Partnership Technologies（CJPT）からの業務委託により、ディーゼル車での輸送をFCVに置き換えた場合のCO2削減量の把握や、水素充填タイミングの最適化のため、各種走行データを提供していく予定。
＜FCV後部に描かれた従業員の子どもたちによる絵＞
なお、導入した車両は、側面に水素原子をモチーフにしたイラストを入れ、地球にやさしく、サステナブルな社会を作る取り組みを表現。また、車両の後方には「こどもミュージアムプロジェクト」に賛同し、従業員の子どもたちが描いた交通安全の願いをこめた絵を入れている。
