極東開発工業は5月31日、国土交通省に大型トラック「プロフィア」111台のリコールを届け出た。
不具合の部位は、タンクローリポンプブラケット、センタベアリングブラケットアウトサイドグリップ。
アルミタンクローリの積荷排出用ポンプにおいて、設計時の剛性検討が不十分なため、このポンプを取り付けているブラケット、及びポンプの駆動軸同士を連結するセンタベアリングのブラケットの剛性が不足している。このため、そのままの状態で使用を続けるとポンプもしくは駆動軸が脱落するおそれがある。
1.全車両、ポンプブラケットへ補強を追加する。2.全車両、センタベアリングブラケットを対策品に交換する。3.配管固縛ステーの追加が必要な仕様においては、このステーを追加する。4.全車両、配管の亀裂有無を確認し、亀裂が確認された場合は補修工事を実施、もしくは配管を新品に交換する。
不具合は1件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001612203.pdf